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チョイワル先生のベリーダンス考

私が今ベリーダンスを習ってる先生は、フランス生まれのアルジェリア系2世なんですが、この間、ベリーダンスについて語ってくれたことが、面白かったので、書いてみようと思います。

先生にとって、ベリーダンスというのは、自分のために踊るものなんだそうです。

あるいは、このクラスのように、ベリーダンスを、女性の間で分かちあって楽しんだり、アラブのお祭りや結婚式で踊って、家族や親しい人と楽しむもの、と考えているんだそうです。

ちなみに、アルジェリアの結婚式で、ベリーダンスを踊ったら、アルジェリアの親戚や友達に、ベールを差し出されたそうです。これは、「踊りが上手ですね!」というほめ言葉みたいなニュアンスらしく、先生はとても嬉しかったそうです。

そういうことなので、時々、バーとかショーに呼ばれて、「踊ってもらいたい」、と言われても、先生は、踊らないんだそうです。

そしていつか、自分の好きな男性と結婚したら、その男性のために踊るのが理想だと思っているんだそうです。

(この男性は幸せ者ですよ!!なにしろ、先生のベリーダンスは、ほんとに見事ですから…)

先生は、時々、どこかでショーに出てるのかな?見に行ってみたいな…、と勝手に思っていたので、このコメントは意外でした。

先生は「お固い」家庭で育って、フランス人の友達と外出しても、お酒も飲まないし、みんなに「おくて」で「つまらない」とか、「抑圧されてる」と思われることもあるけど、それで自分はいい、と思っているし、他の人がベリーダンスに対して、自分と全然違う態度で臨むのは、それはそれで尊重するし、自分の生徒が上手になって、ショーで踊ったりするのも、構わないと思う、と言っていました。

その辺、気が強くてサバサバしてるのに、なんとなく人情に厚い先生の性格を物語っているようでした…

現代のイスラム女性の社会的な立場と、ベリーダンスの官能的な踊りや衣装に、いつもどこか矛盾を感じていましたが、先生の意見を聞いて、少しは納得できた気がします。

先生は、他の人と違っても、自分の意見を守った上で、イスラムに矛盾しない形で、ベリーダンスを楽しんでるんだな…、と感じました。

イスラム教と全然関係のない私たちは、ベリーダンスとどうやって関わっていくべきなのかな…、と、ふと考えてしまいました。

元々、自分の国のカルチャーとかけ離れている分、入り口は、「ベリーダンスの踊りの動きが気にいった」、とか、「衣装が着てみたい」、とか、「音楽のあのリズムがいい」、とか、「もしや、ウエストがくびれるかも?!」とか、色々だと思いますし、最初はそれでもいいと思いますが、イスラム世界のあり方を完全に切り離してベリーダンスを踊り続けるのは、どうなのかな…と疑問に思うこともあります。

ベリーダンサーの皆さんは、こんなことを考えることってありますか?
イスラム社会との関連とか、どんな風に考えて踊られていますか?


JUGEMテーマ:ベリーダンス


サラ * ベリーダンスとイスラム世界について * 00:23 * comments(8) * -

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コメント

チョイワル先生のお話を聞くたびに、なんだか私もチョイワル先生に魅かれていきますね〜
考え方もしっかりしていらっしゃるし、私もお会いしたいですよ♪
もちろんコラリーさんにも!
私は仏教徒だからイスラム教の考え方だとかは、多少の偏見を持っていたり誤解も多いかと思います
ベリーダンスをやっている者として、その文化背景とかも少しずつ学んでいかなきゃ〜ってよく思うようになりました

ただし、イスラム教に改宗とかは考えておりません。
Comment by 河童くん @ 2008/06/01 10:09 PM
チョイワル先生は信念があって素敵ですね。
自分の考え方をしっかり持っていることも大事だけど相手の考えも尊重できるのは立派なことです。
人間、自分の考え方を押し付けがちですもんね。
私はイスラム教については詳しくはわかっていません。
(勉強不足ですね)
仕事柄(タロット占い師をしております)、古代エジプトや古代ペルシャやミトラ教などは学びましたが現代のイスラム教とはだいぶ違っています。
古代では女性は宇宙からのメッセージを受け取る重要な役割を担っていました。
当時は踊りでメッセージを受け取ったりもしていて古典などによく出てました。
女神に踊りを捧げて啓示を受け取れるのは女性だけだった時期もあります。
そうゆう背景からすれば人々の前で踊るのは受け取ったメッセージを伝える重要な祭事だったはずなのにね。

いきなり長文ですみません(汗)チョイワル先生のダンス、見て見たいものです。
旦那さん限定なんてちょっと勿体無いなぁ。
チョイワル先生、サラさん、コラリーの自由なベリーダンスを見たいでーす。
Comment by kityou @ 2008/06/02 1:22 PM
■河童くん、

最近、宗教について色々考えることがあったんですよ。
私は無宗教なので(家的には、ありがちな仏教で、法事とかはもちろん参加してますが!自分の信条として…)、宗教によりかかれる人はいいな…と、思うこともあります。

偏見っていうのは、誰でも持ってると思います。
チョイワル先生も、「日本人と中国人はみんなカンフーが得意なんでしょ?」とか、半分ジョークですが、たまに、すごいことを言ったりします(笑)
「アラブ人は甘いお菓子が好きだから、みんなデブるんだよ!」とか、自国ねたのジョークもよく言っていますが…
自覚してて、TPOをわきまえていれば、偏見は持っててもいい、と個人的には思っています…
Comment by サラ @ 2008/06/02 5:20 PM
■kityouさん、

サイトを先日拝見したんですが、私どうも占いとか、いい年してなんですが、ちょっと怖くって…正直言うと、近寄りがたく感じています(笑)

でも古代の宗教って、興味があります。
東京にいたときはあまり感じませんでしたが、フランスに来てから、自然の真ん中にぽつんと自分たちだけ、というような場所によく行くようになり、元々夫も森で育った田舎っぺなので、誰もいない森を散歩したりしていると、自然に対する畏敬みたいな、ごく原始的な感情を形にした古代宗教には、実感できるものがあります。

ダンスの中のトランス的な部分って、踊りに入り込めた時に、少し分かるような気がしました。
昔の社会で、踊りが重要な位置を占めていた、というのは、すごく納得ができますし、現代の踊りが、単なる気晴らし的位置になっているのは、ちょっと残念な気がします。

古代エジプトやミトラ教の女性の地位は、その後のイスラムやキリスト教と比べて、かなり高かったんですよね?
読みかじりですが、女性の地位が高い社会だと、戦争が起こしにくいから(女性性と戦争が反発するから)、それで、女性の地位が低い社会をわざと作り上げたんじゃないかと思ってます。
その割に、うちでは女性(私と娘)がケンカばっかりしていますが(笑)
これからも色々教えてくださいね♪
Comment by サラ @ 2008/06/02 5:32 PM
踊りでも、他のものでもそうかも知れないけど、
その発生時って(あたりまえだけど)原始的なものだよね

それが時間が経ち人に文化に継承される中で、その民族民族の、その土地土地の、いろんなものに派生したり洗練されていったり。
現代音楽、クラシック音楽、etcetc、今あるいろんな音楽も、最初は誰かが木の棒で石を叩いたことから始まってるかもだし、だれかの祈る声から始まってるかもだし。

ベリーダンスが始まったのも何千年前??、とか言われてその時の想像もできないけどさ、でも今の姿からも、すごくプリミティブな何かが伝わってくる気がするんだよね、根源的な。女という性であることの根源的な、ってことかな?
逆に言うと垢抜けないところもあるのかも知れないけど、でも、そういう所があるから、ダンスなんて大人になるまで興味なかった私が、こんなに惹かれたのかな?って思う・・・
Comment by voici @ 2008/06/07 5:20 PM
■Voiciさん、

うーん、色々考え出すと、ほんと難しい!
でも、踊ってると楽しい!!
プリミティブな美しさという意味では、一番すごいと思ったのはアフリカンダンス。
はっきりいって、自分がやってみるとすごいダサい動きなのに、先生が踊ると、体と動きが完全に調和してて、土臭いのに、こんなにクール?みたいな、驚きでした。

私は、単純に、自分のルーツじゃない踊りや文化に、惹かれるのって、面白いな…、って思います。
たとえば、フランスに来る前は、イスラム世界についても、「わけのわからないところ」みたいなぐにゃぐにゃした印象しかなかったのに、その文化を背景にしたベリーダンスに惹かれているというのは、私には、すごく不思議な気がするんです。

音楽も、私はクラシックもジャズもラテンも好きなんだけど(詳しくはないです)、なぜか、クラシック愛好家の人は妙に「お高い」感じで、それって、なんで!?と思います。ダンスで言うと、バレエは格調高くて、他は、どれも地位が低い、みたいな見方の人もいるしね。
そういう話をよく夫とします。

ベリーダンスを人前で踊ることについても、夫と昨日面白い話をしてたところなので、またそのうち、書きたいと思います。
Comment by サラ @ 2008/06/09 4:53 PM
こんにちは、サラさん。おじゃまします♪
ベリー関連のリンクのリンク・・・で来ました。

私はイスタンブール在住で、ベリーダンスを始めたばかりです。こちらに住んで1年になりますが、未だにイスラム世界は「わけのわからないぐにゃぐにゃしたところ」ですよ(笑)特にトルコは政教分離策をとっているのに、与党がイスラム化をすすめていて、今のトルコはイスラム世界の矛盾が噴きだしている感じです。
でも、イスラムの国にいると、「女が女どおしで楽しむため」ってなんかわかるような気がします。

トルコでも、「ベリーダンス習っている」っていうと、トルコ人に「なんでまた?!」みたいな目で見られます。
オスマントルコでは、ダンサーの地位が低かったのと、ダンサーにはジプシーが多いとか、そういうのに関係するようですが・・・どうでしょうね。

長くなりました、また遊びにこさせてくださいね〜
Comment by たびぃ。 @ 2008/06/11 6:04 PM
■たびぃさん、

はじめまして!コメントありがとうございます♪

トルコでベリーダンスを習ってるんですか??
どんな感じの教室なのか、すごく興味があります♪

私、イスラムの国って、ドバイとチュニジアしか行ったことないんですが、なんとなく「女子高ノリ」みたいな、女子どうしで楽しもう!みたいな雰囲気は感じました。
今の私の先生も、完全に女子高の部活っぽいノリです。

フランスに住んでると、なんでもカップル単位の行動なので、そういう女子ノリは、時々嬉しかったりします。

トルコで、ベリーダンスのショーとか見に行かれたりしますか?
またトルコの事情など、色々教えてくださいね♪
昔の記事でも、これからでも、もし良かったらまた、コメントいただけると嬉しいです!
Comment by サラ @ 2008/06/11 10:29 PM
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